国際平和映像祭(UFPFF) 2017をピースデーに合わせて9月18日にJICA横浜にて開催しました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。各賞受賞者とファイナリストをご紹介します。
グランプリ
『春と夏の間に、夜と朝の間に。』小林 令奈 監督 (慶應義塾大学/日本)
世の中には様々な対立が溢れている。日韓関係は過去最悪といわれ、両国の間に横たわる問題は、何十年の年月をしてなお、乗り越えることができていない。しかし、その強固に見える対立は、実は曖昧な概念に過ぎず、ふとした瞬間に溶けだし、乗り越えられるのでしかないのではないか?
審査員特別賞
『Monster(怪物)』Kathy Jetnil-Kijiner 監督 (マーシャル諸島)
2017年6月にNYで行われた核兵器禁止条約の交渉会議のために書いた詩です。マーシャル諸島はアメリカが行った60回以上もの核実験により環境も人々の健康も心も滅茶苦茶にされました。私はマーシャル人として、この核兵器禁止条約を全面的に支持しています。
審査員特別賞
『紛争地の看護師からのメッセージ』高橋 夏子 監督 (日本)
紛争地で看護師として活動する友人の言葉を映像で伝えたいと思った。治療してもしても、空爆や銃撃で傷つけられた人々が次々と運ばれてくる現場で感じたジレンマ。争いの連鎖を断ち切るために子ども達から学んだ可能性。同じ時代を生きる全ての人に伝えたいメッセージ。
学生部門賞
『お茶の王国』Amy Xie, Jason Zhang, Joshua Guo 共同監督 (Liuyin Academy/中国)
中国雲南省のマンジン村。ここは独自の文化、伝統や生活様式を持つ少数民族、布朗族の暮らす村です。プーアル茶の最初の発見者である彼らは、お茶と特別な関係があり、代々お茶に頼った生活をして来ました。伝統が失われつつあるお茶の王国を撮影しました。
国連PLURAL+ UFPFF賞
『Hope』Salih Hasnawi 監督(シリア)
なんとかしなくちゃ!プロジェクト賞
『Hidden side of Gold』高橋 渉 監督 (慶應義塾大学/日本)
インドネシア、ロンボク島。ここでは2006年に金の鉱脈が発見されてから、水銀を使用した小規模な金採掘がおこなわれている。この過程で水銀は自然界に放出され、島民の健康状態を犯している。その島の未来を見つめ平和を思う少女と、彼女に突き付けられる現実を切り取る。
横浜市国際局長賞
『Hidden side of Gold』高橋 渉 監督 (慶應義塾大学/日本)
インドネシア、ロンボク島。ここでは2006年に金の鉱脈が発見されてから、水銀を使用した小規模な金採掘がおこなわれている。この過程で水銀は自然界に放出され、島民の健康状態を犯している。その島の未来を見つめ平和を思う少女と、彼女に突き付けられる現実を切り取る。
AFP通信賞
『春と夏の間に、夜と朝の間に。』小林 令奈 監督 (慶應義塾大学/日本)
世の中には様々な対立が溢れている。日韓関係は過去最悪といわれ、両国の間に横たわる問題は、何十年の年月をしてなお、乗り越えることができていない。しかし、その強固に見える対立は、実は曖昧な概念に過ぎず、ふとした瞬間に溶けだし、乗り越えられるのでしかないのではないか?
FINALISTS
『僕たちにできるコト』新福 剣士 監督 (日本)
『成田 富男「少年記」』両角 慶太 監督 (日本)
『終戦7日後の昇進』柚木 公奈 監督 (日本)
『Afghan’s child』Hussain Panahi 監督 (アフガニスタン(インドネシア滞在難民))
『春と夏の間に、夜と朝の間に。』小林 令奈 監督 (慶應義塾大学/日本)
『The Kingdom of Tea』Amy Xie, Jason Zhang, Joshua Guo 共同監督 (Liuyin Academy/中国)
『Hidden side of Gold』高橋 渉 監督 (慶應義塾大学/日本)
『Monster(怪物)』Kathy Jetnil-Kijiner 監督 (マーシャル諸島)
『僕たちは死ぬ日まで生きている』七田 千紗 監督 (日本)
『紛争地の看護師からのメッセージ』高橋 夏子 監督 (日本)
『平和 Peace 』齊木 宏共 監督 (工学院大学附属中学校2年/日本)
<国際平和映像祭(UFPFF)2017 開催概要>
【プログラム】 総合司会:桑原りさ
開催日: 2017年9月18日(月・祝)
実施時間: 15:00 – 20:00 ( 開場 14:30) 懇親会 20:00-21:00 (希望者のみ)
会場:JICA横浜 体育館(B1) 横浜市中区新港2-3-1
参加費:無料
参加者数:200名
主催:一般社団法人 国際平和映像祭
後援:JICA横浜、横浜市国際局、横浜NGO連絡会
協賛:
<オフィシャルパートナー> Next Wisdom Foundation
<パートナー> 株式会社フォーバル、湘南車屋
<個人協賛> 西隆行、鈴木智子
協力:なんとかしなきゃ!プロジェクト、横浜コミュニティデザイン・ラボ、
ユナイテッドピープル
メディアパートナー:オルタナS、greenz.jp、ヨコハマ経済新聞・オープニングパフォーマンス
佐藤健作、杉田 廣貴
・去年グランプリ串田壮史監督 新作『声』上映
・ファイナリスト11作品上映&監督スピーチ
・ピースデー・ライブ 緒方美穂
・ピースデー・トーク キャノン・ハーシー、西前拓、谷崎テトラ
・国際平和映像祭2017 授賞式【国際平和映像祭2017 審査員】
グランプリ及び学生賞審査員:
井上 高志(株式会社LIFULL 代表取締役社長、
一般財団法人Next Wisdom Foundation 代表理事)
金大偉(音楽作家、映像作家)
高橋克三(国際平和映像祭理事)
丹下紘希(映像作家)
龍村ゆかり(地球交響曲ガイアシンフォニー プロデューサー)AFP通信賞:
加来賢一(AFP World Academic Archiveディレクター)なんとかしなきゃ!プロジェクト賞審査員:
独立行政法人 国際協力機構(JICA)
広報室 広報課長 小泉 高子横浜市国際局長賞:
鈴木 慶(横浜市国際局政策総務課企画担当係長)国連PLURAL+ UFPFF賞:
国連広報センター 根本かおる所長
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