国際平和映像祭2017は9月18日(月・祝)夕方よりJICA横浜での開催となりますが、ファイナリスト11作品を発表します!
今年も数多くのエントリーがあり、海外3作品を含む選りすぐりの作品を選出されました。
当日はほとんどの監督が来場し、会場で想いを届けます。ぜひご参加ください。
【国際平和映像祭(UFPFF)2017】参加者募集!(9月18日JICA横浜開催)
ヒッチハイクのご縁から
九州北部豪雨のボランティアに
参加したチームRAW。
被災地の「生」を発信することが
復興の追い風になるのではないかと考えた。
恐怖さえ感じる被災地風景、
汗と笑顔が光るボランティア。
「僕たちにできるコト」を
1人1人考えて欲しい作品。
「1945」の活動を通じて知り合った成田富男さん。成田さんはご自身の戦争体験を、ご自身の手で紙芝居にし、語り部として活動されています。その成田さんの紙芝居を映像にさせていただいたのが本作品です。
父の形見として受け取った軍隊手帳。僕の知らない、父の秘められた時代を読み解いてみようとその手帳を開いてみた。そこには、思いもかけない発見があったのと同時に、戦争の“まやかし”も見えてきた。極私的な供養をするはずが、戦争への憤りをつのらせてく・・・
『Afghan’s child』Hussain Panahi 監督 (アフガニスタン(インドネシア滞在難民))
この映像は戦争の悪影響によって、アフガニスタンの子どもたちから全てを奪い取った様子を描いています。これらの子どもたちは夢でしか元あった生活を思い描くことが出来ません。しかし夢では思い描けても、現実には何も手に出来ないのです。
『春と夏の間に、夜と朝の間に。』小林 令奈 監督 (慶應義塾大学/日本)
世の中には様々な対立が溢れている。日韓関係は過去最悪といわれ、両国の間に横たわる問題は、何十年の年月をしてなお、乗り越えることができていない。しかし、その強固に見える対立は、実は曖昧な概念に過ぎず、ふとした瞬間に溶けだし、乗り越えられるのでしかないのではないか?
『The Kingdom of Tea』Amy Xie, Jason Zhang, Joshua Guo 共同監督 (Liuyin Academy/中国)
中国雲南省のマンジン村。ここは独自の文化、伝統や生活様式を持つ少数民族、布朗族の暮らす村です。プーアル茶の最初の発見者である彼らは、お茶と特別な関係があり、代々お茶に頼った生活をして来ました。伝統が失われつつあるお茶の王国を撮影しました。
『Hidden side of Gold』高橋 渉 監督 (慶應義塾大学/日本)
インドネシア、ロンボク島。ここでは2006年に金の鉱脈が発見されてから、水銀を使用した小規模な金採掘がおこなわれている。この過程で水銀は自然界に放出され、島民の健康状態を犯している。その島の未来を見つめ平和を思う少女と、彼女に突き付けられる現実を切り取る。
『Monster(怪物)』Kathy Jetnil-Kijiner 監督 (マーシャル諸島)
2017年6月にNYで行われた核兵器禁止条約の交渉会議のために書いた詩です。マーシャル諸島はアメリカが行った60回以上もの核実験により環境も人々の健康も心も滅茶苦茶にされました。私はマーシャル人として、この核兵器禁止条約を全面的に支持しています。
誰もが平和がいいと言う。戦争をしたい人はいないと。辞書には「平和:戦争状態でないこと。」と書かれているけど、それって少し違うように思えた。平和について話そうとする人は、発展途上国の貧困孤児を語ったり日常の幸せを「平和だ」と言ったりする。でも私は私が知っていることしか話せない。私にとって一番リアルである「生」に対する思いを、伝えられたらいいと思った。
『紛争地の看護師からのメッセージ』高橋 夏子 監督 (日本)
紛争地で看護師として活動する友人の言葉を映像で伝えたいと思った。治療してもしても、空爆や銃撃で傷つけられた人々が次々と運ばれてくる現場で感じたジレンマ。争いの連鎖を断ち切るために子ども達から学んだ可能性。同じ時代を生きる全ての人に伝えたいメッセージ。
『平和 Peace 』齊木 宏共 監督 (工学院大学附属中学校2年/日本)
この動画は、自分たちの住んでいる地域や、その周辺でおきた戦争のことを、題材にして作成しました。戦争体験者の方々の気持ちを、より深く理解していただけるよう、直接インタビューしたり、実際に爆撃を受けた建物を探しまわって撮影したりしました。
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