国連が定めたピースデー、9月21日に合わせて開催している国際平和映像祭。10周年となる国際平和映像祭(UFPFF)2020をピースデー9月21日にオンライン開催しました。各賞受賞者とファイナリストをご紹介します。
オフィシャル賞
グランプリ
Bodies for Change | 後 智子、ビクトリア・アレッサンドリー二、ジュリア ドトラス・ガルシア | サセックス大学 | イギリス
『Bodies for Change』は、心よりも体の可能性に焦点を当てた、社会変革への新しいアプローチを探る。ノンバイナリーのアーティスト、カミーユ・バートンは、ライブパフォーマンスを通して、人種差別などの社会問題に起因するトラウマの克服を試みる。
準グランプリ
ACCEPT | 楊 翔安 | 武蔵野美術大学 | 日本
大切な人が亡くなってしまう最期の一瞬。
「ありがとう」という気持ちになった。
押し付けられた深い悲しみから生まれてきた感情だった。
全てを認め、死を受け入れる。
それは悲痛と感謝の愛の形。
審査員特別賞
私たちの毎日が“平和”であるように | 伯野 寧 | ノートルダムインターナショナルハイスクール | フランス
高校への通学中、痴漢に遭いました。それでも私は普通に一日を過ごし、次の日も通学するのです。友人たちも同じです。私たちの日常生活は決して平和とは言えないのです。今回は私と友達のそんな経験を動画にして伝えたいと思いました。
審査員特別賞
きっともうすぐそこに | MIYAJIMA HARUKA | 日本大学 | 日本
この作品の題材は『鬱陶しさ』でした。
私は毎年長くなっていく梅雨へ。
でも、1番最初に本作を観てもらった友人はコロナへ。
また別の友人は日本文化の衰えに対して。
そしてまた別の人は自由の制限へのもやもやとした気持ち、開放的でない鬱陶しさをこの作品から感じたと言いました。
あなたの「きっともうすぐ」と願うものはなんですか?
そう願う時の心を表現しました。
パートナー賞
LIFULL賞
動かない人-indifferent person- | 初村 佳映 | 九州大学 | 日本
様々な社会問題が主人公の周りで起こっていく。それを認識しながらも、見て見ぬ振りを続ける主人公だったが、、、
横浜市国際局長賞
henka. | 藤井 あゆみ | 慶應義塾大学 | 日本
インドネシアの離島の小さな村と大都市ジャカルタを舞台に、
ある一人の大学生の青年の「今」を生き、抱く想いに心を傾ける。
大事にしたい価値観や想いと、未来に向けて変化していくこと。
私たちは、どうhenkaに向き合えば良いのだろう。
AFP通信賞
世界12カ国の若者に聞く、あなたの社会の課題は? | 尾崎 蒼 | 立教大学 | 日本
デンマークの学校で出会った世界各国の若者たちは、
自分の国や社会に対する思いも多種多様だった。
未来を担う世代の声に耳を傾けてみる。
これは現在の世界が抱える課題を覗くことであり、
あなたへの問いかけでもある。
国連PLURAL+ UFPFF賞
ERROR 017 | バヤン・アブタエマ(Bayan Abuta’ema)| ヨルダン
FINALISTS
国際平和映像祭(UFPFF)2020 開催概要
開催日: 2020年9月21日(月・祝)
実施時間:15:00-19:15 (14:45 開場予定)
環境:オンライン(ZOOMを利用)
※映像祭前日(9/20)にPEATIXメッセージにてZOOMのURLをお送りします。
参加費:学生500円、一般1,000円、UFPFFオリジナルオーガニックコットンTシャツ付きチケット3,900円
※お申し込み後のキャンセル・払い戻しは出来かねますのでご了承ください
※頂いた参加費は映像祭運営費に当てさせていただきます
※Tシャツのデザイン等詳細はこちらからご覧ください https://www.ufpff.com/tshirts
※Tシャツの発送は9月末頃を予定しています
※Tシャツ付きチケットは送料込みの料金です
申込締切:2020年9月19日(土)23:55迄
主催:一般社団法人 国際平和映像祭
後援:JICA横浜、国連広報センター、横浜市国際局、横浜NGOネットワーク
協力:札幌国際短編映画祭(No Maps | FILM)、(株)クリエイティヴ・リンク 、横浜コミュニティデザイン・ラボ
メディアパートナー:ヨコハマ経済新聞
協賛:
<法人>
シルバーパートナー:湘南車屋
パートナー:株式会社フォーバル、株式会社LIFULL、ユナイテッドピープル
<個人>
鈴木 智子、西 隆行
問い合わせ:国際平和映像祭 https://www.ufpff.com/contact
■■■プログラム(総合司会:桑原りさ)■■■
・ファイナリスト10作品上映&監督スピーチ
・札幌国際短編映画祭2020ショーケース&トーク
『ドゥーマの地下室』ティム・アルシオフィ監督
登壇者:
札幌国際短編映画祭 プロデューサー 久保 俊哉さん
札幌国際短編映画祭 マネージメント・ディレクター、事務局担当 本間貴士さん
・ピースデー・トーク 過去10年のUFPFFを振り返りと、過去受賞者登壇ほか
登壇者:
久保田 徹監督
『Light up Rohingya』 UFPFF 2016:AFP通信賞受賞
臼井 健太監督
『隣あわせ』 UFPFF 2015:AFP通信賞受賞
スペシャルゲスト:
『プリズン・サークル』坂上 香監督・国際平和映像祭2020 授賞式
■■■オフィシャル審査員■■■
・金大偉(音楽作家、映像作家)
・高橋克三(国際平和映像祭理事)
・龍村ゆかり(地球交響曲ガイアシンフォニー プロデューサー)
・丹下紘希(映像作家)
・山崎玲子(国連UNHCR協会 事務局長特命(渉外担当)
■■■パートナー賞 審査員■■■
LIFULL賞
・審査員:井上高志(株式会社LIFULL代表取締役社長)
AFP通信賞
・審査員:加来賢一(AFP World Academic Archiveディレクター)
横浜市国際局長賞
・審査員:赤岡 謙(横浜市国際局長)
Comments are closed.