作品内容
「平和」という漢字を見て、
「世界のみんなが夢を見ながら、一回りきの人生を思い存分楽しみながらいられるように、まずは日本から温かい手を差し延べ、力を貸してあげよう」
と思いました。
そこから生まれたタイトルが「和から作り出す平」です。
幸せ、不幸、平和 のような
抽象的な言葉は、決まった尺度がありません。
そのため、このようなものを感じるためには
何かもしくは誰かと比較してしか感じられないと思います。
しかし、
「夢を持っている」ことは 誰かと比較するのではなく、
自分の中で一番幸せだと思ってる 生き甲斐だと思います。
ですから、夢を持っていれば
辛くても生きていけると思いますし、
より人生を楽しみながら輝いていられるのでないかと思いました。
しかし、その日その日の糧にも事欠く人たちにとっては
夢を実現することはもちろん、
夢を見ることしか難しいかもしれません。
ですから、比較的に、少しでも幸せで平和である私達が
力を貸してあげられたらいいなと思い、
この映像と曲を作りました。
「力を貸してあげる」ことは絶対に難しくありません。
自分を犠牲しなくてもできます。
その例として「1円募金」と「フェアトレード製品の使用」をあげました。
私の周りには、「1円位」と思いながら、1円は貸したり借りたりするものではなく、ただであげることができるものという考えを持った人が沢山います。
たった1円だと思われるかもしれませんが、
世界の60億人がこの1円を寄付すれば
60億円といった奇跡をおこせるに十分な金額が集まります。
また、フェアトレード製品は高いというイメージがありますが、
実際に私たち(普通の消費者)が支払う金額には、あまり変わりがありません。
でも、生産者にとっては、取引される量が莫大であるため、金額が相当変わります。
バスケット選手の夢を見ている人が、フェアトレードのバスケットボールを使うと、それを買った人も、売った人に良いことではないかと思います。
ある程度、最小限の生活ができるようになれば
みんな夢を見ながら輝いてることができるでしょう。
応募者からのメッセージ
わたしは、3月11日東京で地震を経験しました。
まだ終わってないし、まだまだ続くかも知れませんが、わたしたち日本はまだ負けていません。世界が日本の味方でいてくれてるからです。
このように、世界のみんなが力を合わせば、大きな奇跡は起ります。
自己PR
映像祭に応募するための映像と音楽ははじめて作ってみましたので、ちゃんとした機材もまだまだ未熟なところが沢山あると思いますが、これから頑張って、この世の中の人達の胸に響く映像を創り続けたいと思っています。
作者名
田 受燕(慶應義塾大学・3年生)
twitterアカウント
@kaist329