UFPFF 国際平和映像祭 2012グランプリの監督、橋本夏海さんたちからメッセージが届きました。
運営・審査・協力・サポートなど、国際平和映像祭に関わったすべての皆様へ
この度は、国際平和映像祭という「映像で世界を変える」素晴らしい映像祭に参加させていただき本当にありがとうございました。
国際平和の日「ピースデイ」を映像を通じて世の中に広げて、そして人々へつなげていく。なんて素敵なことなのだろうと、UFPFFを知ったその日から思い続けていました。
わたしも、映像を通じて世界のどこかにいる誰かの「きっかけ」を作りたい。そう思い、この映像祭にエントリーさせていただきました。そして、多くの人の思いが詰まっているこの”Know, and Change”でグランプリを頂けたこと、本当に嬉しく思っております。”Know, and Change”には
「世界中の若者たちに真実を知って、そして同じ思いを持つ仲間がつながり、一つになって世界をより良い方向へ変えていってほしい」というメッセージが込められています。
この作品は、21日に制作者として出席できたのは私だけですが、裏で多くの方々がご協力してくださいました。田中一成、クリス・ヘベはもちろんのことながら、カガヤン・デ・オロ市に住む多くの人々、フィリピンボランティア団体Kuya Fish Campaignの方々…彼女たちにこの結果を知らせたところ、皆電話の向こうで泣いて喜んでくださいました。今年第二回であるこのUFPFFは、世界の人々が平和な毎日を過ごせるよう、これから先さらに大きなものにしていかなければならないのだと思います。
そして私たちも今度はグランプリとして、この映像祭をもっともっと多くの人に伝えていきたいと思います。 賞を頂いたら終わりではなく、ここからが本当の始まりだと思っております。 国際平和映像祭をさらに大きくして次に繋げていくため、”Know, and Change”制作関係者一同、これから全力で頑張っていきます。「ピースデイ」を、世界中の誰もが知る日とするために。
そして、だれもが平和に過ごせる日をつくるために。この度は、本当に本当にありがとうございました。
そしてこれからも、末永くよろしくお願いいたします。“Know, and Change”制作者代表 橋本夏海
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今回の受賞により、今なお苦しんでいるフィリピン・ミンダナオ島の台風災害の被災者のことを広く知って頂く機会に恵まれたことを感謝しております。当初、この注目されていなかった災害の被災地を訪れた際に、被災者からこのことを日本に伝えてくれと手を取って懇願された時のその約束を果たすべく走り続けています。お金もコネもチカラも何もないただ一人の学生でも勇気を持って一歩前へ踏み出せば必ず協力の手が差し伸ばされ、活動が実行されていくのだと身をもって実感しました。
ボランティアは、人のために行っているつもりでも、自分が得ることの方がはるかに多いと感じています。最後に出会ったすべての人に『ありがとう』といいたいです。田中一成
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この映像の作成に関わった全ての方々―田中一成さん、橋本夏海さんをはじめとする映像チームメンバーのみなさん、Kuya Fish Campaignメンバーのみなさん―本当にありがとうございました。深く感謝しております。また、今年度UFPFFの運営に携わった皆様、平和を促進するだけでなく、人々の思いを届けるという貴重な機会を、このようなイベントを通して与えてくださったことにつきまして、厚く御礼申し上げます。
クリス・ヘベ
英訳:久保達郎
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