\PEACE DAY × 国際平和映像祭 2024 受賞者を発表いたします!/
国連が定めたピースデー、9月21日に合わせて開催している国際平和映像祭(UFPFF)。第14回目となる今年は昨年に引き続きNPO法人PEACE DAYとの共催イベントとして、9月16日(月・祝)にヒューマントラストシネマ渋谷にて9月16日(月)~9月21日(土)に開催される「PEACE DAY WEEK」のメインアクションの1つとして開催。第1部はPEACE DAYスペシャルプログラム。第2部は国際平和映像祭2024でした。のべ300名以上のお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございました。今年の各賞受賞者を発表します。
国際平和映像祭 (UFPFF) 2024 グランプリ
『9月21日』
監督:ラーマン・ブルハニ(アフヴァーズ開発高等学校/イラン)
この映画は、戦争が戦争の子どもたちの魂、身体、未来、そして夢に与える影響について描いている。
プロフィール:
俳優
作家
短編映画監督
国際平和映像祭 (UFPFF) 2024 準グランプリ
『セカンドハンド』
監督:マルト・E・ケマル
プロデューサー:スレイマン・クリッチ(ハチ・ベイラム・ヴェリ大学/トルコ)
戦争で足と娘を失い、悲しみと怒りに満ちた父親が、戦争に抗議するために、亡くなった娘が生きている間に買ったが履けなかった靴を中古市場で売る。
プロフィール:
短編映画監督であり写真家でもある彼女は、映画制作を続けている。
国際平和映像祭 (UFPFF) 2024 審査員特別賞
『ロルフおじいちゃん』
監督:ヤコブ・オスマン(KASK & コンサバトリウム/ドイツ)
亡くなったナチスのじいちゃんなら、今のガザについて何て言うだろう?ドイツ人の罪の意識は深い。そして今日、ドイツはイスラエルへの最大の武器供給国のひとつであり、この状況をより複雑にしている。僕のナチおじいちゃんは死んでしまったし、もうそのことについて話すこともできないから、この短編を作った。
プロフィール:
ヤコブ・オスマンは映画学生であり、ドキュメンタリーやフィクションの短編映画を監督する作家でもある。また、ストリート写真にも興味を持ち、短編小説集も出版している。
\PEACE DAY × 国際平和映像祭 2024 開催報告/
第1部 PEACE DAYスペシャルプログラムでは、NPO法人PEACE DAY代表理事 井上 高志 、俳優・タレント サヘル・ローズさん 、国際平和映像祭 代表理事 関根健次に加え、放送作家 谷崎テトラさんに急遽参加いただき、オープニングトークセッションを開催し、サヘル・ローズさんの初監督作品『花束』(エグゼクティブプロデューサー:岩井俊二、音楽:SUGIZO)を上映。上映後にはサヘル・ローズさんとプロデューサー、キャストのみなさんが登壇されました。
第2部の国際平和映像祭(UFPFF)2024では、まず9月21日の国際平和デー、通称ピースデーを記念して、アントニオ・グテーレス国連事務総長、そして根本 かおる国連広報センター所長から到着したビデオメッセージを投影いたしました。
その後、今年のファイナリスト9作品の上映と1分間のスピーチを開催し、日本・ドイツ・イスラエルからの高校生から大学生が登壇、日本・台湾・イランのファイナリストからのビデオメッセージを放映しました。
その後、特別招待作品としてパートナーである国連機関主催のPLURAL+UFPFF賞2023を受賞した作品『ナジアミニ』を上映。札幌国際短編映画祭2024からピースセレクション作品『パレスチナ・アイランズ』を上映しました。上映後に本映画祭ディレクター久保俊哉さんが登壇され、作品選定のエピソードや、札幌国際短編映画祭の魅力についてお話いただきました。
ピースデートークはasobot inc. 代表伊藤剛さんをモデレーターに、ピースボート共同代表 畠山澄子さんをゲストに迎え、お二人のご経験から戦争と平和といったテーマをどう考え行動することができるのかについてお話いただきました。その後受賞式を行い、会場にお越しいただいたジェイコブ・オスマンさん他、アワードセレモニーを実施いたしました。
あらためまして、国際平和映像祭2024にお越しいただきまして、ありがとうございました。
イベント概要
日時:2024年9月16日(月) 12:00-19:30(11:45開場)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1(東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 8F)
参加費:第1部1,000円、第2部1,000円 、通しチケット2,000円
主催:一般社団法人 国際平和映像祭、NPO法人PEACE DAY
後援:渋谷区
協力:テアトルシネマグループ
第2部 国際平和映像祭(UFPFF)
助成:公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
後援:国連広報センター
シルバーパートナー:株式会社LIFULL 、ユナイテッドピープル株式会社、Virgin Group株式会社
パートナー:株式会社オッジフルッタ、株式会社フォーバル
個人協賛:鈴木智子、西隆行
クラウドファンディング協力:YANG YAOYAN、櫻井百子、高橋夏子、SAKI、おまつ、萩原 聡、石川淳哉、Tarotti、小林亮大、大塚哲弘、きりむ、瀧澤博、BBQ研究家 岩井慶太郎、flotlo LLC
協力:札幌国際短編映画祭(No Maps | FILM)、Think the Earth、横浜コミュニティデザイン・ラボ、SLOTH JINNAN COWORKING SALON
ファイナリスト9作品
1. 『Various』 監督:加藤 照陽 (拓殖大学第一高等学校/日本)
2. 『女神の記憶』 “監督・脚本・撮影・編集:ベル・アッシェール(シェンカー・カレッジ/イスラエル)
エグゼクティブ・プロデューサー:ライラ・ピエチョトゥカ
3. 『She became a poet』 監督:古賀野々華(早稲田大学/日本)
4. 『Last Piece of Peace』 2Dアニメーション制作:高 梓聆(世新大学/台湾)
5. 『Home Immigration』 監督:稲垣晴菜(ベルゲン大学/日本)
6. 『男子校生として性と向き合う』 “監督:ユウキ アオ
共同制作者:青山空弥(慶應義塾大学/日本)”
7. 『9月21日』 監督:ラーマン・ブルハニ(アフヴァーズ開発高等学校/イラン)
8. 『ロルフおじいちゃん』 監督:ヤコブ・オスマン(KASK & コンサバトリウム/ドイツ)
9. 『セカンドハンド』 “監督:マルト・E・ケマル
プロデューサー:スレイマン・クリッチ(ハチ・ベイラム・ヴェリ大学/トルコ)
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