平和学の第一人者で世界的に「平和学の父」として知られ、世界200以上の国家間、宗教間紛争を調停した経験があるヨハン・ガルトゥング博士が、去年夏に続いて5月に再来日し、横浜と東京で講演とシンポジウムを開催します。「積極的平和」の提唱者でもあります。
3月に安保法案が施行されました。7月には国政選挙、その後には憲法改正議論が活発化すると思われます。これから日本がどこへ向かうことが、日本や世界の平和につながるのでしょうか?1930年生まれで現在85歳のヨハン・ガルトゥング博士が、日本のために、世界のために、戦争をしないことに加えて、貧困、抑圧、差別などの「構造的暴力」がない 「積極的平和」を基とした具体的な提言をしてくださります。
以下4点が主な論点となります。
・尖閣諸島などの領有権問題の解決方法
・東北アジア共同体構想
・専守防衛
・日本の独立
5月22日には横浜で単独講演会。5月24日は、東京で講演と伊勢谷友介さん(俳優/映画監督/リバースプロジェクト代表)、奥田愛基さん(SEALDs/ReDEMOS)他を交えてのパネルディスカッションを予定しています。貴重な来日の機会となります。多くの皆様のご参加をお待ちしています!
※チケット販売終了しました。残席残り少なくなっていますが、当日受付で当日券をご購入いただきご入場することもできますが、満席の場合はご入場いただけない場合があります。
「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士緊急来日!「平和国家日本の目指すべき道について」(5.22横浜)
■日時
2016年5月22日(日)19時00分から21時00分 ※開場 18時30分
※混雑が予想されるためお早めにいらしてください。
■会場
関内ホール 大ホール(横浜市中区住吉町4−42−1)
■参加費
一般3,000円 学生1,000円
「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士と共に考える日本の未来(5.24東京)
登壇者:伊勢谷友介さん(俳優/映画監督/リバースプロジェクト代表)、奥田愛基さん(SEALDs/ReDEMOS)、谷崎テトラさん(構成作家/音楽プロデューサー)、丹下紘希さん(映像作家/アートディレクター/NOddIN)
■日時
2016年5月24日(火)19時00分から21時30分 ※開場 18時30分
※混雑が予想されるためお早めにいらしてください。
■会場
シダックスホール(東京都渋谷区神南1-12-13シダックスビレッジ)
■参加費
一般3,000円 学生1,000円
※国際平和映像祭(UFPFF)2016 作品エントリー受付中!
ヨハン・ガルトゥング博士は「積極的平和」の提唱者です。去年来日時に本人が語った「積極的平和」について
■ヨハン・ガルトゥング博士(Johan Galtung)プロフィール
1930年ノルウェー生まれ。平和学の第一人者で世界的に「平和学の父」として知られる。1959年に世界初の平和研究の専門機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)を創設。1964年には影響力のある専門誌、平和研究ジャーナル(Journal of Peace Research)を創刊。その他多くの平和研究機関設立に貢献している。
平和学の教授としてコロンビア大学、立命館大学など世界中で数千人の学生を指導。1957年からこれまでに200以上の国家間、宗教間紛争を調停した経験を持つ。平和を戦争のない状態と捉える「消極的平和」に加えて、貧困、抑圧、差別などの「構造的暴力」がない「積極的平和」を提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらした。また紛争解決ではなく紛争転換という考え方、トランセンド法(超越法)を発案し、1987年にもう一つのノーベル賞と言われる「ライト・ライブリフッド賞」を受賞している。
これまでに発表した平和に関する文献は共著を含み1600以上で著書は160を数える。2000年には世界初のオンラインで平和学が学べる大学、トランセンド平和大学を創設した。また、国際NGOトランセンドの創設者で代表でもある。現在も平和学と平和を広げるための活動を続けている。2016年ノーベル平和賞、受賞候補者としてノミネートされている。
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