「バレンタインに本当に愛あるチョコレートを!」―Love×Peace×Travelー
映画「バレンタイン一揆」上映&トーク in 福岡
バレンタインと言えば!大切な人に、チョコレートで想いを伝える、なんともロマンチックで甘やかなイベント。この季節、売り場に足を運べばあたりまえに目の前にあふれているチョコレート。でも、と考えてみる。このチョコレート、一体、どこからやってきたのか?
チョコレートは甘いだけじゃない。それは、チョコレートたちが、私たちの手元にやってくるプロセスにもいえている。
フェアトレード、児童労働、という言葉を、多くの人は聞いたことがあると思う。この言葉たちは、世界のチョコレート事情に、とても深くかかわっている。日本のチョコレートだってそう。日本の市場に流通している多くのチョコレートは、小さい子供が、安い賃金で来る日も来る日も働いた結果、存在している。
「大切な人に想いを伝える」これを謳えば、素敵なバレンタイン。でも、その主役は、小さな子どもたちを働かせて、ちっともフェアじゃない取引で生まれたチョコレート。
それって、本当に「愛ある」チョコレートなんだろうか?
「バレンタインに、本当に愛あるチョコレートを!」そんな声をあげて立ち上がった、日本の女の子たちがいる。
――『バレンタイン一揆』は、ガーナで児童労働の問題を知った、3人の、ごく普通の日本の女子学生たちが、フェアトレードのチョコレートを買う「バレンタイン一揆」というイベントを行うまでを追った、ドキュメンタリー映画です。
是非、映画を見て、一つのチョコレートから世界の問題を考えること、そんな彼女たちの「愛」あるメッセージをどうか、受け取ってください。
そして、一粒のチョコレートから見えてくる世界の姿を、もっと、見てみませんか。
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今回のイベントのテーマは、『Love×Peace×Travel』です。
映画『バレンタイン一揆』に登場する女の子たちが、世界の姿を見たきっかけは、旅。ガーナを訪れて、子どもたちの姿を見なければ、彼女たちが児童労働の問題を知ることも、そしてその次のアクションを起こすもなかったでしょう。
彼女たちは旅をして、そして、人に出会い、行動を起こしました。
世界を旅して、そこで出会ったものから始まるアクション。これが、平和への一歩になると思いませんか。
旅をして、世界を愛して、もっと愛せる世界に変える。Love×Peace×Travel。
今回のイベントは、まだ続きがあります。
9月21日、国連で定められた「ピースデー」という日をご存知ですか。日本ではまだ広く知られていないこの日に、『国際平和映像祭(UNITED FOR PEACE FILM FESTIVAL)』という学生参加の平和に関する映像コンペティションが行われます。「映像から世界を変える!」というコンセプトをもとに行われるこのイベントでは、小学生、大学生、そして社会人学生まで、学生の、それぞれの「平和」を表現した、5分間のショートムービーを募集します。そして、グランプリ受賞者には世界旅行チケットが贈られる予定です。
あなたがアクションを起こすチャンスは、用意されています!ぜひ、2月12日のイベントに、お越しください。
■日時:2013年2月12日(木)
18:30 open 19:00 start – 21:30 end
■場所:FUCA(Fukuoka Urban Community of Art)福岡県福岡市中央区平尾3丁目17番13号
■プログラム:
①映画「バレンタイン一揆」上映会(64分)
②関根健次さん(ユナイテッドピープル株式会社/国際平和映像祭代表)大谷賢二さん(カンボジア地雷撤去キャンペーン代表)トーク
③国際平和映像祭ノミネート作品上映&きくちゆみレシピ「ローチョコレート」販売
■参加費 1,500円(ワンドリンク付)
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