作品内容
今回、国際平和映像祭に応募するにあたり、私たちは「走る」ということを切り口に平和について考えてみました。
一般的にランニングは精神性の高いスポーツであり、成熟した社会で流行すると言われています。
従って、大きな都市では高い組織力と整備された環境を誇示するために、こぞってマラソン大会を開催しています。
ところが、こうした商業目的のマラソン大会とは異なる趣旨のマラソン大会を見つけました。
南アフリカで毎年5月に開催されている約90キロを走るウルトラマラソン大会です。
戦争で友人を亡くした青年が、戦争の痛みや苦しみ、困窮を決して忘れまいと、そして友人を弔うために走り始めました。
始めは34人でのスタートだったのですが徐々に人々の共感を呼び、
今では世界中から1万5千人を超える参加者が集まるようになりました。
私たちはこのマラソン大会に参加されている元オリンピックメダリストの有森裕子さんにお話しを伺いました。
走ることの内側に存在している「人との繋がり」を感じながらご覧ください。
<企画>
堀仁美 明治学院大学3年
<撮影・編集>
宮川万由 東京造形大学3年
<協力>
写真提供 Cuan Walker/Markus Rōssel
走る.jp http://hashiru.jp/
応募者からのメッセージ
人間の基本的な動作である「走る」ということ。そのシンプルで力強いエネルギーを感じて頂ければ幸いです。
また、この場を借りまして御協力頂いた皆様へ厚く御礼申し上げます。
自己PR
私自身は元々走ることが好きというわけではなかったのですが、あるインターンを通して興味を持つようになりました。この作品は友人の宮川万由さん(東京造形大学3年)との共同制作になります。
作者名
堀仁美(明治学院大学・3年生)
twitterアカウント
@porihtm