作品内容
初めに、この度の震災による被災者の方々に心より御見舞い申し上げます。
〓作品概要〓
この作品のテーマは”日常から築く平和”です。
僕たち日本人は困難に直面した時、感動的と呼べる団結力を発揮します。また日常からはあまり窺えないものの、1人1人の根底には思い遣りの精神が培われていると僕は思います。
しかし、” 日本の平和は誰が保っているのか? “という質問を日本人にすると、大勢の方が「政治家」や「自衛隊」と答えると思います。日本人は争いを好まない反面、社会のシステムに順応するだけで自分たちの手で行動するということから離れてしまっていると感じています。
この作品では、平和が当たり前な時代に産まれた青年が震災を機に自分の与えられた環境に対して疑問を持ち始めます。そして自分に出来ることはないかと悩み、” 花を育てる “という彼自身の答えを導き出し行動します。作中でも訴えている通り、” 平和を考え何か出来ることをする “その行動に大小善悪はありません。
僕はこの作品で” 平和な日本だからこそ、僕たちの手で平和を保っていこうよ “という当たり前なのだけれど見失いがちな問題点を提起しています。今の日本では何も出来ないとあきらめずに、青年のように優しさを育てる、伝える行動をみんなで少しずつ出来れば、1人1人が日常から平和を感じられる本当の平和な国になると僕は思います。
この映像祭を通して、「日本は何故平和なのか、その答えを他国との比較ではなく、自分たちが胸を張って語れる。」そんな未来を手助けする作品を撮れればと思い、制作しました。
▼平和というテーマは作品を撮る上で非常に難しく、悩みました。この映像を観て、あなたの感想や平和についての考えがありましたら、是非ご記入ください.。。
自己PR
映像によって人に伝えるという表現は非常に難しいです。僕もまだまだ未熟者です。ですが、この映像祭のコンセプトを実現する可能性を僕は持っていると思います。まだまだ審査は続きますが、僕に挑戦させて頂けたら幸いです。
作者名
武井賢人(東京造形大学・4年生)
twitterアカウント
@MrLEGOLEGOLOGO