国連が定めたピースデー9月21日に合わせて世界中の若者が、映像によって互いを知り、国を越えたつながりを持ってほしいという願いから開催している国際平和映像祭。今年の国際平和映像祭2018は、9月22日(土)に横浜での開催が決定しました!3月10日(土)にJICA地球ひろば(東京都)で国際平和映像祭2018のキックオフイベントを開催します!今年も5分間の平和をテーマにした映像作品でエントリー。グランプリには賞金10万円。学生部門賞受賞者は、11月に開催されるニューヨークで開催される国連機関主催映像祭PLURAL+のアワードセレモニーに招待(去年は国連本部で開催)など、数々の賞を今年もご用意する予定です。
本イベントには、去年UFPFF2017グランプリ&AFP通信賞 受賞者小林 令奈(慶應義塾大学)さん、ファイナリスト七田 千紗さん、UFPFF2016 AFP通信賞&学生部門賞久保田徹(慶應義塾大学)さん、審査員龍村ゆかりさん、丹下紘希さん、顧問谷崎テトラさんや国際平和映像祭関根健次代表、高橋克三理事、杉浦裕樹理事など関係者が一堂に会します。続々ゲストが決定しています。また、第2部ではスペシャル招待上映作品として、1948年以後、軍隊なしで平和を守り続けてきた中米コスタリカについての話題のドキュメンタリー映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』のダイジェスト版(約30分)の上映と、上映後に国際ジャーナリスト伊藤千尋さんに、平和国家コスタリカついて解説して頂きます。さらに、スペシャル・ミニライブにJIINOも登場!今年の標語は、「つながる、広げる」。ぜひ、国際平和映像祭2018キックオフで、世界を知り、つながり、広げましょう。国際平和映像祭2018のボランティアを考えている方もぜひご参加ください。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
【イベント概要】
開催日時: 2018年3月10日(土) 18:45 – 21:15 ( 開場 18:30)
会場:JICA地球ひろば 国際会議場(2F)東京都新宿区市谷本村町10−5 JICA市ヶ谷ビル
https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/
※駐車場はございませんので、周辺の有料駐車場をご利用ください。
参加費:一般1,000円 学生500円 ※当日払い 釣り銭なきようご協力ください。
※要事前申込(残席あれば当日もご入場いただけます)
募集人数:100人
主催:一般社団法人 国際平和映像祭
共催:ユナイテッドピープル
協力:横浜コミュニティデザイン・ラボ
問い合わせ:国際平和映像祭
事前申し込み・受付終了(当日参加可能です)
【プログラム】
■第1部 18:45-19:45
・国際平和映像祭 2018開催について ・・・国際平和映像祭代表理事 関根健次、高橋克三理事、杉浦裕樹理事
・国際平和映像祭 2018一部受賞作とファイナリスト作品上映
『春と夏の間に、夜と朝の間に。』小林 令奈 監督 (慶應義塾大学)・・・トーク有
『僕たちは死ぬ日まで生きている』七田 千紗 監督 ・・・トーク有
『Light up Rohingya』久保田徹(慶應義塾大学)監督・・・トーク有
・国際平和映像祭 審査員・顧問からの振り返りと今年の開催について
■第2部 20:00-21:15
ドキュメンタリー映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』ダイジェスト版(約30分)の上映
国際ジャーナリスト 伊藤千尋さんご講演
Q&A
※『コスタリカの奇跡』は全編89分の作品の一部上映となります。
トークゲスト・プロフィール
伊藤千尋 (イトウ チヒロ)
1949年、山口県生まれ。71年にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティアに参加。73年、東京大学法学部を卒業、東大「ジプシー」調査探検隊長として東欧を調査する。74年、朝日新聞社に入社。東京本社外報部などを経て、84~87年サンパウロ支局長。88年『AERA』創刊編集部員を務めた後、91~93年バルセロナ支局長。2001~04年ロサンゼルス支局長。現在はフリーの国際ジャーナリスト。「コスタリカ平和の会」共同代表、「九条の会」世話人も務める。
小林 令奈
2016年に監督として制作に携わった「キミの隣のボクへ」で、第14回JCF学生映画祭グランプリをはじめとし、いくつか賞を受賞。韓国・延世大学、中国・香港大学への留学を経て、現在は慶應義塾大学法学部3年。国際平和映像祭2017グランプリ&AFP通信賞ダブル受賞。
七田 千紗
1999年生まれ、自給自足を目指す両親のもと栃木の山奥で育てられる。高校には進学せず豊かな自然に囲まれて創作活動などをして18年間を過ごす。リトルマガジン「仕事文脈」にてエッセイを連載中。
久保田徹
1996年神奈川県横浜市生まれ
2014年慶應義塾大学入学 学生団体S.A.L.でロヒンギャ難民の取材を始める
2016年『Light up Rohingya』を制作
2017年クマ財団クリエイター奨学生に選ばれる
休学してドキュメンタリー映画の制作を始める
ユナイテッドピープル株式会社インターン
『Mottainai キッチン』制作など
音楽ライブ
JIINO
心に残る歌、色あせない自分なりのメッセージを伝えていきたい
1974年8月26、神奈川県横浜市生まれ
実家がキックボクシングを経営していたため、3歳頃よりトレーニングを始めプロになるも怪我により断念。心機一転し20歳で音楽の道に進むために渡米を決断。6年間ミネアポリスに滞在、地元の黒人達とバンドを組み、SOUL や HIPHOP 他,数々のライブ、セッションを重ね音楽の素晴らしさを仲間達から学ぶ。また教会や孤児院の施設を訪問し、音楽を通じて数多くのボランティア活動を積極的に行う。アメリカでメジャーのアファーを頂くも、再びトレーニング中に大きな怪我をしてしまい、そこから2年間の寝たきり10年間のリハビリを得て今再び音楽活動を開始。彼にか出来ない魂の音楽やメッセージからは大きな力を貰えるであろう。
現在、シンガーとして日本全国をまわり、TVCM、映画音楽、ナレーション多彩な分野で活躍中。
オフィシャルサイト
今までに4枚のアルバムを世に出している。
1st MY SOUL IS BACK
2nd FLOW
3rd Natural Makin`Love
4th LOVE FLOWR
自身で作詞 作曲を行い、時にストレートに響く歌声、歌詞、ギターの技術の高さには定評がある。
映画『コスタリカの奇跡』について
1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー
世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。
『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。
監督/プロデューサー:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング
制作:ソウル・フォース・メディア、スパイラル・ピクチャーズ(制作協力)
配給:ユナイテッドピープル 原題:A BOLD PEACE
2016年/アメリカ・コスタリカ/89分,57分
https://www.cinemo.info/movie_detail.html?ck=48
国際平和映像祭2017の様子
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