スリングショットヒップホップ
The culture of hip hop and rap is at its most powerful and yet its most tender in Slingshot Hip Hop” — Chuck D, Public Enemy
スリングショット・ヒップホップは、紛争地パレスチナのガザ地区、西岸地区、そしてイスラエル内に住むパレスチナ人ヒップホップグループたちに焦点を当てたドキュメンタリーだ。永遠と続く占領や貧困。彼らはヒップホップで自分たちの日常や苦悩を訴える。
イスラエルとパレスチナを隔てるフェンスや分離壁。パレスチナ領内に点在するチェックポイント。パレスチナ各地で生まれた若いヒップホップグループが、それらの障害を乗り越えて、つながろうとするが…。
公開以来、2008年にサンダンス映画祭で招待作品に選ばれた後、世界各地の映画祭で上映され、数々の賞を受賞している。
2008年(パレスチナ/アメリカ)83分 日本語字幕、英語字幕
監督:ジャッキー・リーム・サッローム
このドキュメンタリーでは、ガザ地区のHIPHOPグループをはじめ、いくつかのグループが出演しているが、主演はDAMだ。
DAMはパレスチナHIPHOPのさきがけで、DAMの影響でガザ地区や西岸地区や、ヨルダンで多くのグループが生まれている。DAMはユダヤ人とアラブ人(パレスチナ人)両方が集まるテルアビブでも人気のCafe’ Barzilayや、Levontin 7というクラブなどにも出演。
DAMのメンバーはリーダーのTamer Nafer、タメールの弟Suhell, そしてMahmoud Jreriだ。彼らは、イスラエルの首都、テルアビブの南の町、ロッド(Lod)という貧しく薬物が蔓延するようなエリアで生まれ育ち、タメールが1998年からラップをはじめ、2000年に結成。現在ではヨーロッパやアメリカにもツアーをしている。
「正義のメッセージを伝えたい。家のない(破壊された)人たちのために、家があってもその家に戻れない人たちのために、メッセージを伝えたい。」
- Tamer, Democracynow Interview 2008/5/15
上映日:2010年11月3日 15:40~17:05 詳細
